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ソースは、mod_ssl のホームページ から入手します。ファイル名は、modssl-mod_sslのバージョン-Apacheのバージョン.tar.gz
となっていますので、利用している Apache の mod_ssl を入手してください。
ちなみに、mod_ssl を使えるようにするためには Apache を再コンパイルする必要があります(他の PHP の様な DSO モジュールも再コンパイルです)。なので、両方とも最新バージョンを持ってきてもいいと思います。
また、MM というライブラリも必要です。
ソースを展開し、展開したディレクトリに移動します。
> tar xzvf > cd mm-1.1.3
次に configure
を実行して、make
します。インストールは /usr/local
に行われるので、変更したい場合は configure
に --prefix
オプションを付けます。
> ./configure --prefix=/usr > make
インストール前に、正常に動作するかテストしてみます。
> make test
正常に終了したら、root
になって、インストールします。
> su # make install # exit
これで終了です。
ソースを展開し、展開したディレクトリに移動します。ちなみに、Apache も再コンパイルが必要なので、Apache のソースも展開しておきます。
> tar xzvf mod_ssl-2.8.10-1.3.26.tar.gz > tar xzvf apache_1.3.26.tar.gz > cd mod_ssl-2.8.10-1.3.26
次に、configure
と言うスクリプトを実行します。他のソフトとは違って、これを実行すると、Apache にパッチが当たります。従って、Apache のソースディレクトリを指定する必要があります。--with-apache
で、Apache のソースを展開したディレクトリを指定します。
> ./configure --with-apache=../apache_1.3.26
次に、Apache のディレクトリに移動し、Apache の configure
を実行します。
bash, ksh などの場合 > EAPI_MM=SYSTEM ./configure \ --prefix=/opt/hizuya/apache \ --enable-module=most \ --enable-shared=max csh, tcsh などの場合 > env EAPI_MM=SYSTEM ./configure \ --prefix=/opt/hizuya/apache \ --enable-module=most \ --enable-shared=max
そして、make
を実行します。
> make
正常に終了したら、root
になって、インストールします。
> su # make install # exit
これで終了です。Apache をコンパイルするだけで、mod_ssl も一緒にコンパイルされ、インストールされています。
過去に Apache モジュールを DSO でコンパイルしてある場合は、すべて再コンパイルが必要です。これは、mod_ssl をインストールするのに、Apache のモジュール API を、EAPI という拡張されたものに変更してしまうからです。従って、再コンパイルする場合は、make
を実行するだけではなく、その前の configure
や apxs
から実行し直す必要があります。