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ASP って何? どうすれば動くの?

ASP とは

ASP とは、「Active Server Pages」の略です。これは、Microsoft社のWWW サーバである、IIS(Internet Information Server)に対する付加機能として提供される1つの機能です。Microsoft社のホームページなどで、よく見かける拡張子が .asp のファイルがそれにあたります。

ASP でどんなことが出来るかというと、わかりやすく言えば、SSI のような機能を提供することです。ホームページを作るときに、普通の html ファイルを作ると、だれが、いつ、そのページを見ても毎回同じものが表示されます。ところが、ASP を使ってページを作ると、いろいろな条件によって(例えば時間とか)、ページに表示する内容を変更したり、あるいは、表示する前に WWW サーバで、データの集計を行ったり、最新のデータを読み込んでそれをクライアントに送信したり出来るのです。

ASP を使うには

では、ASP を使用するにはどうしたらいいのでしょう。ASP の動作条件は、以下の通りです。

  1. WWW サーバが下記の中のどれかであること
  2. WWW サーバが動いているマシン上で、ASP がインストールされていること
  3. WWW サーバが実行されていて、接続できること

3は当たり前として、重要なのは1と2です。ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)で、ホームページを公開する場合、こればっかりは、どうにもなりません。多くのプロバイダは、IIS を使用してはおらず、大抵は、UNIX 上で動く、NCSA、CERN、apatch などの WWW サーバが使われています。また、ASP を作った際の実行権限の付与や、その他の管理の面から行って、ISP で提供している、個人ホームページ開設サービス上で、ASP の機能を使用するのは、かなり難しいでしょう。したがって、ASP でホームページを作る人は、自分の会社に WWW サーバがあり、その管理者にコネのある人でもなければ、ASP を使用したホームページの公開は難しいと思います。作って、動くか試すだけなら、パーソナル Web サーバーなどを使用すればいいので、スタンドアローンのWindows95 マシンさえあれば出来るのですが。

まだ、2の ASP がインストールしていない方は、Microsoft社のIISのリンクをたどり、ASP をダウンロードしてインストールして下さい。ASP 自体は、よく雑誌の付録とかに付いているので、ダウンロードに時間がかかっていやな人は、本屋に行ってさがせば見つかるかも知れません。