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zlib、PNG、jpeg、gd ライブラリのインストール

zlib のインストール

まずは、zlib ライブラリです。ソースを展開し、展開したディレクトリに移動します。

> tar xzvf zlib-1.1.3.tar.gz
> cd zlib-1.1.3

次に、configure を実行します。共有ライブラリもコンパイルしたい場合は、--shared オプションをつけます。

> ./configure --shared

make します。

> make

root ユーザになってインストールを行います。

> su
# make install
# exit

PNG のインストール

次に、PNG ライブラリです。ソースを展開し、展開したディレクトリに移動します。

> tar xIvf libpng-1.2.3.tar.bz2
> cd libpng-1.2.3

次に、各プラットフォームにあった Makefile をコピーします。

> cp scripts/makefile.linux Makefile

次にインストールしてある zlib などの位置を指定するために、Makefile を編集します。

ZLIBLIB=/usr/local/lib
ZLIBINC=/usr/local/include

変更が終わったら、make します。

> make

root ユーザになってインストールを行います。

> su
# make install
# exit

jpeg のインストール

まずは、jpeg ライブラリです。ソースを展開し、展開したディレクトリに移動します。

> tar xzvf tar xzf jpegsrc.v6b.tar.gz
> cd jpeg-6b

次に、configure を実行します。共有ライブラリもコンパイルしたい場合は、--enable-shared オプションをつけます。

> ./configure --enable-shared

make します。

> make

root ユーザになってインストールを行います。

> su
# make install
# exit

gd のインストール

最後に、gd ライブラリのコンパイルです。まず、ソースを展開し、展開したディレクトリに移動します。

> tar xzvf gd-1.8.4.tar.gz
> cd gd-1.8.4

TTF、Xpm、FreeType などのライブラリを持っていて、それらの機能を組み込みたい場合は、Makefile を変更してください。また、コンパイルオプションを変更したい場合も、直接 Makefile を変更する必要があります。

CFLAGS=-O2 -DHAVE_LIBPNG -DHAVE_LIBJPEG -DHAVE_XPM -DHAVE_LIBTTF
LIBS=-lgd -lpng -lz -lm -ljpeg -lXpm -lX11 -lttf

変更が終わったら、make します。

> make

root ユーザになってインストールを行います。

> su
# make install
# exit

これで終りです。今回のとは関係ありませんが、gd ライブラリを perl から扱うための GD パッケージがあります。GD-x.x.tar.gz(x はバージョン番号)などの名前で出回っています。CPAN サイトを探すと見つかるでしょう。これも結構便利です。

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