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顧問の戯れ言

祝 Linux 2.2.0

1999年1月26日

ついに、Linux 2.2.0 が登場しました。去年末に pre が初めて出てから、1ヶ月足らずで正式にリリースされました。早いですね。もっと後かと思っていたから。まあ、すぐに入れたいのは山々ですが、しばらく見送りです。ちょっと入れ替えが面倒な点と、まだしばらくは頻繁にバグフィックスされていくと思いますので。たぶん入れる気になった頃には、2.2.5 あたりが出ているでしょう(笑)。

さて、Linux 2.2.0 の目玉は何でしょう? FBCon (フレームバッファコンソール)とか、マルチプロセッサでの性能向上とか、新しいドライバの追加、・・・。思いつかないな。(こらこら)

FBCon のサポートで、これによって他機種(x86 以外)への移植が容易になったはずです。その上、起動中に(テキスト画面)にペンギンを表示させることも出来るようになりました。

でも、たぶん、一番の売りはマルチプロセッサでの性能向上でしょう。Linux で今まで弱いと言われていた部分は、クライアント(ワークステーション)としての使用と、ハイエンドでの使用でした。一応、2.1.x 系列でも、そこそこマルチプロセッサで動いていたようですが、まあ、動いているといったレベルだったそうです。今回のバージョンアップでは、その周りが改善され、効率よく動作するそうです。たぶん、Linux Japan とかで特集を組まれるでしょうから、必見です。

残念なことに、IrDA、USB サポートは見送られた様子です。USB 機器が増えてきているだけに、ちょっと残念です。まあ、もうしばらくの辛抱でしょう。

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