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顧問の戯れ言

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1999年11月22日

前回の戯れ言を更新してから、すでに 10 ヶ月がたちました。時の流れって言うのは、早いものですねぇ。って、違うだろ。すみません。今回は、私の Web ページと PGP についてです。PGPjのページで、PGP 5.5.3i の一部を日本語化したものを公開していますが(稚拙ですけど・・・)、それを公開したのが、今年の 3 月。で、ほとんど反応が見られなかったのですが、9 月頃からPGP のページを中心に、急激にアクセス数が増えました。もちろんそんな大した量ではなく、それまで全くアクセスがなかったからそう感じるのですが。調べた結果、どうやら goo から来てる人が多いみたいですね。諸々の都合上、自主的には検索エンジンに登録していなかったのですが、どこかで捕まったのでしょう。ROBOTS.TXT とかで蹴っ飛ばしていたわけではないですしね。

まあ前述の通り PGP 5.5.3ij のページが人気なわけですが、すでに英語版の最新は、6.5.1i です。実質的に 2 世代前になってしまいました。「新しい日本語版出す予定あるのか?」と言った疑問を持っている方もいるでしょう。もうしばらく待ってください。すでに(やっと?)作業は開始しています。今年中には 6.5.1ij を出す予定です。全然期待せずに待っていてください。まあ、本当に今年中に出るのかというのと、待つ人がいるかどうかは別の問題ですね。

PGP 6.5.1i は使ってみた感想から言うと、「機能が増えている」て、それだけですね(おいおい)。基本的な部分は変わっていませんでした。PGPkeys などの UI も一緒だし。ただ、鍵の使い方が増えています。一つの秘密鍵を複数の人が分散して共有する方法も出来たし。これってたとえば、まず、A という鍵ペアを作って、秘密鍵を複数の人で共有させます。で、A の公開鍵で、メッセージを暗号化したとします。そのメッセージは、A の秘密鍵を共有している全ての人がそろわないと、複合化できなくなります。なんか、映画に出てくるような、「複数の人が同時に鍵を回さないと開かない扉」の電子版みたいで、かっこいいですね。もっとも鍵を共有すると、署名が出来なくなるみたいですけど。あと、鍵に写真を含めることが出来るようになってます。やっぱり、容姿って、人が他人を識別する大きな要素ですからね。え、6.0.2i でも出来た? 6.0.2i まったく使ってないから・・・。

私の Web ページについて今後の予定は、PGP、Apache + PHP + PostgreSQL、ASP の優先順位で作業する予定です。実は、PGP の次にアクセス数が多いのが、ASP のページです。うーん、それだけ重要度があるってことかな? ASP(と FrontPage)を使える ISP も増えたし。そういえば、ASP を使える ISP って、セキュリティをどうやって保っているのでしょう? 自分でいろいろ試した感じからすると、設定が異様に面倒なのですけど。NTFS の ACL をガチガチに固めても、設定ミスとか含めて、やたら穴がありそうだし。仮にNTFS の ACL の方が高度に複雑な設定が出来るとしても、UNIX の様に、「基本的に他人の領域には書き込めない」のと、NT の「デフォルトではどこにでも書き込める」の差ってあると思うんですけどね。まあ、それをカバーできるのが、プロの仕事ってものですけどね。一般ユーザが、FrontPage を使って書き込みを出来るファイルを、自分で作る方法もわからないし。

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