[ホーム] -> [顧問の戯れ言] |
2002年7月19日
自宅の通信環境が、B フレッツな訳で、ファイアーウォールみたいな製品は必須です。一応、小回りのきくルータ(Linux ベースのアレ)でほとんどのフィルタリングしてるので、あまり必要ないと言えばそうなのですけどね。でもせっかく買ったので入れてみるたのですが・・・。
ASP 実験室で使っている ASP を Windows 2000 上で動くように調整してたとき、どうしてもファイルの作成が出来なくて困りました。Scripting.FileSystemObject
のオブジェクトを作成して、そのメソッドを呼び出すと、全く反応が無くなるのです。IIS も落ちなくなるので、仕方ないからマシン毎再起動。
1時間ほど悩んだところで、NIS が悪さをしてるのでは? と思い当たりました。実はこの設定を厳しくしていると、未登録のアクセスがある場合、ユーザにどうしていいか聞いてくるようになります。「IP いくつからポートいくつへのアクセスがあるけど許可していい?」って感じです。
で、このメッセージが、サービスとして動いているソフトに対する警告だと困ったことになります。なぜなら、この警告メッセージが画面に表示されないのです。でも、見えないところには存在していて、プログラムがそこでストップしているのです。で、このメッセージが表示されている間は、そのソフトは他の通信を行えなくなるので、事実上再起動しかなくなります。
この可能性に思い当たったため、NIS を無効にして試してみたのだけどやっぱりダメ。おかしいなと思いつつも、いろいろ試してみてやっぱりダメなので、サービスの設定で「デスクトップとの対話を許可」に設定しました。NIS とかでメッセージが表示されないのは、デスクトップとの対話を許可していないせいで、これを有効にするとメッセージが画面に表示されるようになります。
試してみると、見事にメッセージが。でも NIS ではなく、Norton AntiVirus の、スクリプトブロッキングの機能でした。「怪しい動きしてるけどどうする?」ってメッセージが出てました。っていうか自分で作ったやつだから実行してくれよ。と思うのですが・・・。結局それだけで3時間もかかるとは・・・。
でもおかげでいろいろ発見がありました。ASP のヘルプをかなり見て回りましたが、いろんなこと出来るのだと感心することしきり。ネタ的にはおもしろいのですけど、書く暇があるかは別問題だよねぇ。