PGP 6.5.1i 日本語版
現在の PGP 日本語版の最新バージョンは 6.5.8 です。このページにある 6.5.1 系列の日本語化のサポートは停止しているのでご了承下さい。
PGP 6.5.1i 日本語版を配布しています。6.5.1 系列の最新バージョンは a6 (2000/11/26) です。
(PGP user さんによるインストーラの配布は、終了されたとのことです。)
下記のところからダウンロードしてください。一応、Norton AntiVirus でウィルスチェックを行ってあります。(サーバの容量の関係で、lha、zip の配布をやめました)
実行ファイル形式で配布しているのは、Freeware 版です。ただし、ソースを入手し、「pgp651i\clients\pgp\shared\pgpBuildFlags.h」を編集してコンパイルすれば、Business/Personal Version もコンパイルできるようです。
a6 から、日本語化した PGPdisk、PGPfone を PGP 本体と一緒に配布するようにしました。
- 実行ファイル a6 (2000/11/26)
ダウンロードしたファイルを実行すると、解凍先を聞いて来ます。解凍した後、インストールをしなければなりません。インストールは、配布ファイルの中に入っている READMEJ.TXT は古いので、下記のリンクの READMEJ.TXT をダウンロードし、インストールの項をよく読んで行ってください。
- パッチ a6 用 (2000/11/29)
PGP 6.5.1 日本語版 a6 の PGPkeys.exe と同じフォルダに入れて、実行してください。PGPkeys.exe がアップデートされます。(PGP 6.5.1 日本語版 a6 の PGPkeys のメニューがおかしい不具合を修正。001 では修正しきれていませんでした。おじゃま さんありがとう。)
- README a6 用 (2002/04/08)
各リンクが古くなっていたのを修正しました。(Daa さんありがとう。)
このバージョンで、日本語化した部分は次の通りです。このバージョンは、JIS/SJIS 変換とういう、日本語固有の機能を付加しています。これは、小牧 実 さんが「PGP 5.5.3i漢字コード変換」として公開なさっているものを元に行いました。快諾してくださった、小牧 実 さんありがとうございます。
- メニュー・ダイアログ・String の日本語リソースの追加
- コード中のメッセージを日本語に変更
- JIS で暗号化/署名/検査 機能
- メール送受信時の JIS コード処理 (PGP のオリジナルについている全てのメールプラグイン対応)
- PGPdisk の日本語化
日本語化を行ったモジュールは次の通りです。
- PGPkeys.exe
- PGPlog.exe
- PGPtools.exe
- PGPtray.exe
- 各メールプラグイン
- PGPnet.exe
- SetAdapter.exe
- PGPAdmin.exe
- PGPdisk.exe
- PGPfone.exe (new)
なお、前回行った、検索画面の検索条件の並びの変更は行っていません。労力の割に、あまり意味がないですね。また、テストに参加していただいた Yutaka Kotani さん、たくさんのレポートを送ってくださった かねこ@にふち さん、大変ありがとうございます。
このバージョンには、小牧 さんのソースを元に、JIS コードによる処理を取り込みました。英語版に比べ、次の機能が追加されています。
- JIS で復号化と検査 (PGPtray)
内部で文字を JIS コードに変換して、復号化と検査を行います。
- JIS で暗号化と署名 (PGPtray)
内部で文字を JIS コードに変換して、暗号化と署名を行います。
- JIS で署名 (PGPtray)
内部で文字を JIS コードに変換して、検査を行います。
- JIS で暗号化 (PGPtray)
内部で文字を JIS コードに変換して、復号化を行います。
- JIS へ変換 (テキスト ビューア)
ビューア内の文字を、SJIS から JIS コードに変換して表示し直します。このボタンだけでは、クリップボードの中身は変化しません。
- SJIS へ変換 (テキスト ビューア)
ビューア内の文字を、JIS から SJIS コードに変換して表示し直します。このボタンだけでは、クリップボードの中身は変化しません。
- メールプラグインの送受信を JIS で処理
a3 以降、全てのメールプラグインが、送受信を行う際の PGP による署名/暗号化/検査 の処理を JIS コードとして処理します。NKF32.DLL が無い場合は、デフォルト(SJIS)のまま処理してしまい、見た目にはなにも変わらないので注意してください。
これらを動作させるには、NKF32.DLL というのが必要です。下記の NKF32.DLL の配布ページより入手可能です。
ダウンロードしたら、中にある NKF32.DLL を Windows のシステムフォルダにでもコピーしておいてください。
日本語化した際に、いくつかバグがあるのがわかっています。
- セキュアビューアが日本語を表示できない
日本語を含んだ文字を、セキュアビューアで表示しようとすると、文字化けします。原因は分かっていますが、解決が面倒そうなので、放っておいてあります。セキュアビューアで表示させるかどうかは、暗号化時に指定できるので、致命的かも(おいおい)。
- Outlook Express のプラグインの機能が Windows NT 下では動かない
Windows NT に、Outlook Express のプラグインをインストールし、暗号化/署名をチェックしたまま「送信」とすると、「失敗しました」というメッセージが表示されます。Windows 98 では、きちんと動作しています・・・。
- PGPfone が遅い
PGPfone で使っている GSM ライブラリの入手方法が分からず、Sun Site で見つけた UNIX 用の GSM ライブラリをコンパイルして使用しました。もしかしたら、そのせいかもしれません。PGP 側のソースを変更しないと PGPfone が作れなかったから・・・。
一応、予定していることを書いておきます。ただ、スケジュールは希望だと思ってください。
- PGP6.5.8ckt-build02 対応
現在、作業を進めていますがしばらく時間がかかります。
- インストーラの作成
InstallShield がねぇ・・・。
- 上記バグの対応
私のスキルがねぇ・・・。
- PGP 本体
- a6 (2000/11/26)
- PGPfone も日本語化
- PGPdisk も一緒に配布
- PGP6.5.1ckt - Build07 ベースに変更
- バージョンリソースも日本語版にする
- PGP 鍵リングの初期フォルダ名を日本語にしてしまっていたのを修正
- a5 (2000/10/13)
- 日本語処理全般で、不正な処理を行うケースがあるのを修正
(なかなか直らなくてごめんなさい・・・)
- パスワードを入力するフォームが崩れていたのを修正
- PGP.exe を使用したとき、おかしな日付が帰ってくるのを修正
- a4 (2000/07/05)
- Eudora v3 用プラグインで PGP/MIME な処理が SJIS で行われていたのを修正
- Eudora v4 用プラグインがまったく動いていなかったのを修正
- Outlook Express プラグインで、文字が欠落するのを修正
(SJIS で 0xA0 を使ってる文字がすべて落ちてました・・・)
- Outlook Express プラグインが、不安定なのを修正
- ファイルを暗号化し、復号化したときにファイル名が化けるのを修正
- PGP6.5.1ckt Build:05 をマージ
- PGPkeys で、グループを表示していると、表示が少しおかしくなるのを修正
- 訳や、表示がおかしいところをいくつか修正
- a3 (2000/01/24)
- 全てのメールプラグインを JIS で処理するように修正
- 日本語を、正常にワードラップ出来るように修正 (英語版のワードラップって、条件によって 1 文字消えない ?)
- 半角カタカナの入った文を JIS 処理するときに文字化けするのを修正 (かねこ@にふち さん、アイディアありがとう)
- クリップボードのテキストビューアに署名/暗号化/検査のボタンを追加
- PGPlog に鍵 ID の欄を追加
- 訳や、表示がおかしいところをいくつか修正
- a2 (1999/12/31)
- ベースのソースを 1999/11/25 版にマージ
- 自己復号アーカイブが作成できなかったバグを修正 (Daa さん、ご指摘ありがとう)
- PGPdisk 対応 (入手は別途)
- 訳がおかしいところをいくつか修正
- a1 (1999/12/24)
- PGPdisk
- a2 (2000/01/24)
- a1 (1999/12/31)